自分発信で積極的にチャレンジしていく。
風通しの良い環境だから、
力を発揮できる。

Kanako Takizawa 瀧澤 加奈子
営業本部 
東日本第2営業グループ 
アカウントレプリゼンタティブ
2019年10月入社
自社の商品やサービスを売り込み、取引先が求める商品を提案する営業の仕事。
今回は、シック・ジャパンで働く営業職の社員にインタビューを行いました。
営業の仕事で心がけていることや、やりがいについて語ってもらいます。
01

メーカーの枠を超えてマネジメントしたい。
転職は不安よりも期待の方が大きかった

前職は制汗剤を開発しているメーカーで、営業やマーケティングに関わってきました。ひとつのメーカーだけではなく「カテゴリー全体のマネジメントがしたい」という思いが芽生えたことから、転職を決意しました。そこで、日本でもシェアが高く、シェービングを扱うカテゴリーにおいても“リーダー的存在”のシックと出合ったのです。

正直にいうと、昔ながらの外資メーカーに対しては、サバサバとした人が多く“厳しそうなイメージ”がありました。不安な気持ちも少しありましたが、シック・ジャパンへ入社する前に社長から、「これから会社はどんどん変わっていく」という話をしていただいたこともあり、会社の発展への期待を込めて、入社を決意したのです。実際に働いてみると、不安に感じていたイメージとは違い、アットホームな雰囲気だと感じました。営業のメンバーは、普段シェアオフィスで仕事をするので全員が集まることは少ないですが、会ったときにはワイワイと話も弾んでしまいますね。

シックは男女それぞれに向けた商品を展開していますが、男性用カミソリの印象が強いと言われています。女性向けの商品もありますし、女性も営業職として活躍できる環境があると、知ってもらえたら嬉しいですね。

02

素材やパッケージに込められた
商品の魅力とこだわりが、
買い手まで届くように

基本的には、小売店様と商談をする営業スタイルです。シックは男性向け商品の展開が多いので、私も実際に使ってはみるものの、剃り味の違いなど分からない部分も少なくありません。その場合は、男性社員に使ってもらい感想を聞いたり、上司の説明を参考にしたりすることで、「商品への理解を深めること」を心がけています。

さらにシックの魅力を伝えるために大切にしているのは、「素材へのこだわり」を説明することです。たとえばクアトロシリーズは、切れ味が長持ちする「刃」がこだわり。実はあまり知られていませんが、刃物メーカーで有名なドイツのゾーリンゲンで作られている、とてもいい刃を使っているのです。このような素材の情報は、買い手までまだまだ届いていないこともあります。「シックのカミソリって、実はいい刃を使ってるんだ!」と知ってもらえると、より商品が魅力的に感じられると思っています。

シックの商品は「パッケージ」にもこだわりがあります。以前は、商品の中身が見えるような透明プラスチックを使用していましたが、現在はパッケージに統一感を持たせるため「紙のパッケージ」に変更。プラスチックを削減するといった世の中の動きにも合わせています。さらに、お客様から「商品の特徴が分かりにくく、何を選べばいいか悩む」といった声を受け、シックブランド自体を際立たせるようなパッケージにリブランディング。分かりやすい見た目に変化させることで、お客様も商品を選びやすくなると考えました。2021年2月から発売を開始した「極 KIWAMI」もそのひとつで、シック100周年の集大成として“最高峰”の商品です。これを筆頭に、サステナブルなパッケージ開発に力を入れています。

また入社して驚いたのは、「自社の商品をここに入れてほしい」「新商品はこちらです」といった提案だけではなく、“カテゴリー全体の展開”をシックに任せていただけることですね。たとえば、ドラッグストアで商談するときは、競合他社の商品も含めて、「どのように売り場を展開するか」を提案しています。自社の売上が伸びても、カテゴリー全体が下がってしまうのでは意味がありません。売上実績で商品の並びを考えたり、時には他社の新商品を前に出したりすることで、カテゴリー全体の活性化を図っています。小売店様からは、“カテゴリーのなかのリーダー”として、期待していただくことも多いですね。

03

「棚割り」の限られた
チャンスを大切にする。
自分の提案で喜んでもらえる
ことが1番のやりがい

男性用カミソリは通年してお使い頂くので、シーズン性に欠ける部分があります。日用品のなかでもカミソリはそこまで回転が多い商品ではないので、他カテゴリーに比べると“スポットコーナー”等で大々的に取り扱われる事は少ないです。その為、「定番棚に入っているか」が重要なポイントと言えるでしょう。営業の仕事のなかでは、「棚割り(売り場の棚にどれくらいの割合で自社商品を入れてもらえるか)」がもっとも神経を使いますね。基本的に棚割りの決定は、春夏と秋冬の年2回しかありません。限られたチャンスに自社商品をどう組み込むかを考える業務は、かなり時間をかけてきました。

ドラッグストアなどの小売店は、商品の品揃えだけでなく、「棚の並び」も重要です。「カミソリ(本体)を買った人が、どうすればその替刃を買いに戻ってきてくれるか」が勝負になるので、対応する替刃が分かりやすい様に並びを考える必要もあります。さらに、売上の核となる「ゴールデンゾーン」と呼ばれる、お客様の目線に合わせた場所へ新商品や重点商品を配置するように心掛けて提案をしています。自分の手掛けた提案が通ったときは毎回ホッとしますし、仕事のやりがいにも感じています。 新型コロナ禍でマスク生活が主流となり、リモートワークが増え外出する機会も減っています。この様な状況下で、最近はカミソリを使う頻度が減ったという声もよく聞きます。新しい生活様式の中で、今後売上をどうやって上げていくのか考えたときに、社内で「シェービングをする事により、角質ケアができる」という情報を耳にしました。これまで、シェービングというと“ムダな髭を剃る”というイメージが強くありましたが、この情報で“スキンケア”としての提案も可能だという事に気が付きました。そこで、マスクや洗顔用品など、ほかのカテゴリーをまたいだ“スキンケア商品の一部”として、商品を提案するようにしたのです。プロモーションの一環として相乗効果も期待できるので、このような企画は手ごたえを感じました。

04

営業として力が発揮できるのは「働きやすい環境」があるから。
今後は自分発信の企画にも挑戦したい

シック・ジャパンでは、働きやすい環境づくりがされていると思います。シェアオフィスを完備しており、在宅勤務のためにパソコンも自由に持ち運び可能です。営業用の車も、営業社員に貸与されているので、直行直帰もできます。仕事環境が整っていると、モチベーションにもつながりますし、存分に力を発揮できますね。

ほかの会社と比べて、「社員一人ひとりの自由度」が高いところも魅力。ひとつの小売店専用のオリジナル商品を作れる環境もあります。いつか私も、自分発信でオリジナル商品の企画に挑戦したいですね。得意先のニーズは、そこに来るお客様のニーズにもなる。日ごろから現場の声を聞いている営業として、今後はそういった企画にも携わっていきたいです。

また、一人ひとりの営業範疇が広いことも特徴。上司からアドバイスを受けながら、「自分で考えて行動できる人」にとっては、やりがいのある仕事だと思います。意見が通りやすい社風なので、提案の内容だけでなく、自分発信の企画にも取り組める点も魅力ですね。営業が発信者となって、オリジナル商品の試作などもよく行われていますよ。

ひと口に「営業」と言っても、さまざまな業務に携わるので、「仕事にしっかり取り組める人」も多い印象です。単に「新商品が出ました」といった営業ではなく、数字の分析から提案まで行うと、その分プレゼンテーションに熱量が感じられます。自分で考えたことが通りやすい社風だからこそ、「頑張りたい」と思えるのかもしれませんね。

※撮影時のみマスクを外して撮影を実施しています

※記載された内容、お問い合わせ先などは掲載日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

Daily Schedule

7:00
起床
9:00
出社・メールチェック
9:30
商談用資料作成
12:00
昼食・移動
14:00
担当企業との商談
16:00
近場のシェアオフィスにてオンラインミーティング
17:00
商談内容のまとめ・デスクワーク
19:00
帰宅