
大切なのは製品の“一番の理解者”に
なること。 自分が成長できる環境で
チャレンジを楽しみたい。
マーケティングマネジャー Skin & Sun
2013年7月入社
業界随一のシェアを誇るシックの商品。
その企画や宣伝などを手掛けるのが、
マーケティング部門です。
今回は、入社歴7年目となる社員へインタビュー。
シックの将来を担い、新たなビジネスの可能性を探す姿を追いました。
モノづくりの一翼を担う
マーケターへの想い

外資系化粧品会社やデザイン家電会社を経て、シック・ジャパンに入社しました。FMCG(Fast Moving Consumer Goods)、いわゆる「比較的短期間で消費される製品」のマーケティング分野で自分の実力を試したいと思ったのがきっかけです。
新卒で入社した外資系化粧品会社では、戦略立案を含む営業に携わりましたが、マーケティング職への想いが捨てられず退職。必要不可欠なビジネス英語を身に付けるため、カナダへと留学しました。帰国後は、デザイン家電メーカーへ再就職し、そこでプロダクトマーケティング、ブランドマーケティングを経験しました。その後「マーケターとして自分でモノを売ってみたい!」という気持ちがさらに強くなり、新たなステージへ進むことを決断。化粧品や雑貨などの分野でのマーケティングを希望しました。
入社の決め手は、「この人の元で働きたい!」と思える、のちの上司との出会いです。女性的にも、マーケティング分野においても「この方から学ぶことは多いに違いない」と思えた方で、面接をしていただいたときから、本当に魅力的でした。そう思える方との出会いはかけがえのないものです。
入社後は、市場でカテゴリー70%のシェアをもつ女性用製品の担当になりました。そこでは、入社の決め手にもなった上司から、マーケターとしての基礎からキャリアアップにつながるさまざまなものを学ぶことができました。憧れの上司に厳しく育てていただき、事業のなかでもリーダーポジションである女性用製品のマーケティングに携われた経験は、本当に貴重だったと思いますね。
これまでの経験を
フルに活かし、
ブランドの
一番の理解者でありたい

現在は、男性用化粧品(グルーミング)のマーケティングマネジャーをしています。カミソリでビジネスの基盤を築いているシックにとって、グルーミングは新規ビジネス。会社にとって新たな成長を牽引する事業です。事業の確立のため、ブランドのポジションやコンセプト、市場への導入方法を設計。製品、広告、店頭など幅広い戦略に関わっています。製品を作るところから、店頭の並べ方や広告作りなど、担当するブランドに関わることであれば何でもやりますよ。ほぼすべてに決裁権のあるブランド制であることに加え、裁量権を多くもつポジションですので、日々やりがいを感じています。
私自身のモットーは、“担当ブランドを誰よりも愛し、誰よりも語れるようになること”。製品の販売には、お客様に売る前にまずは営業など社内へのプレゼンが必須です。「こんな製品がありますよ。素晴らしい製品ですよ」とマーケターが売り込めなければ、その先の営業をはじめ製品を売ってくれる仲間たちが、ゆるぎない自信をもって売ることができません。そのためにも、製品に対してどんなことでも答えられる、一番の理解者でいたいと思っています。
ものの良さを語るには、化粧品会社やデザイン家電会社での経験や、入社してからさまざまな製品に携わり培ってきたノウハウがすべて強みになっています。例えば、化粧品会社時代の経験を経て取得した化粧品検定1級。一般的なコスメの効能・効果や成分などをはじめ、化粧品の歴史まで勉強しました。「コスメコンシェルジュ」という“あらゆる肌悩みに対して最適な化粧品を選び出せるプロフェッショナルな資格”は、現在のグルーミングビジネスに大いに役立っています。
カミソリは毛を取り除く道具ですが、顔全体に使用した場合にはファンデーションのノリや持ちが良くなるといった新たなメリットも。毛の除去という用途を美容やスキンケアなどとつなぎ合わせることにより、マーケティングやコミュニケーションの幅は広がります。
シックは、カミソリがメインの企業。会社としても未知数のグルーミングビジネスをこれから成長させていかなければなりません。これまでの自分自身の経験値や知識を生かし、スキンケアブランドとしての「ブランドイメージの作り方」や「化粧品としての売り方」などを確立していく。こういった面では会社へ貢献できているのではないかと思っています。
大切に育ててきたブランドを
お客様へ届けるマーケターの醍醐味
現在担当している『BULLDOG(ブルドッグスキンケア』は、イギリスで生まれた男性用スキンケアブランドです。天然由来成分を配合し、パッケージにはリサイクル可能な素材を使用、加えてプラスチックを極力使用しないという環境やサステナビリティ(持続可能性)に配慮した製品となっています。インテリアにマッチするようなスタイリッシュなデザインでありながら機能性もある製品と評価をいただいています。日本でのブランド立ち上げから携わっていますが、今の時代にマッチした製品です。しっかりとしたブランドストーリーとモノづくりに込められた想い。これらをお客様にきちんと伝え、製品のロイヤリティを高めることが我々マーケターの腕の見せどころです。
製品は、少しの違いで売り上げが変わってきます。パッケージでいえば、ラベルを変えたり、フタの形状を変えたりするだけでも。どこにお客様のニーズがあるのか、何を変えたらお客様にとって便利なのかなどの切り口を探すこと。それを探し当てることこそがマーケターの醍醐味です。同じ製品でも、担当によって売れるか売れないかが変わります。自分のキャリアのなかでずっと、ものを売ることに関わっているのも、その醍醐味が理由なのかもしれませんね。
もちろん、生みの苦しみもたくさんあります。天然由来成分の香りが日本では受け入れられにくいのではないか、といった心配もありました。加えて、新たなスキンケアブランドの認知や成長には、地道な活動は必須。決してたやすい活動ではありませんが、時間をかけて成長させていき、ブランドを成功に導く。その達成感を仲間とともに味わうため、一翼を担うべく日々頑張っています。社内の注目や期待が集まる製品に携われることはプレッシャーもあります。それ以上に、大切に育てているブランドの将来が楽しみでもありますね。
チャレンジできるフィールドが自分をより成長させてくれる
シックは、シェービングカンパニーから、グルーミングカンパニーというトータルケアを提供する会社への変革を目指しています。会社の描く将来像に大きく関わり、成長の追い風になる。自分が担当しているプロジェクトが、会社の将来を担っているところにやりがいを感じています。
「失敗を恐れずにチャレンジを推奨する会社」といっても、もちろん“失敗は次に生かす”というのが大前提です。ですが、シックにはさまざまなことにチャレンジさせてくれるフィールドがあります。チャレンジすることで自分も大いに成長できますよ。
もちろん、ひとりでできるものではありません。チャレンジを後押ししてくれる仲間たちのサポートがあってこそ。仲間とともにどんどんアイデアを出し合って、それを実現することができる会社でもありますね。マーケティングという仕事に挑戦したい方にとっても、素晴らしい環境が用意されています。チャレンジを推奨し、やりたいことをどんどんやらせてくれるところがシックの魅力だと思います。

※撮影時のみマスクを外して撮影を実施しています
※記載された内容、お問い合わせ先などは掲載日現在のものです。
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