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鼻毛用ハサミの選び方と正しい使い方は? 素早くできる身だしなみのポイントとは

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鼻毛用ハサミの選び方と正しい使い方は? 素早くできる身だしなみのポイントとは

最近では身だしなみの一環として眉を整えたり鼻毛をカットしたりする男性が増えています。鼻毛を切る一般的な道具はハサミかカッターが挙げられますが、特にハサミは手軽に買えて持ち運びも便利なことから使う方が多いようです。

しかし、鼻毛用ハサミは種類や販売している店が多く、気軽に購入できるからこそ選び方がわからない方も多いのではないでしょうか。今回は、鼻毛用ハサミの選び方や使い方、身だしなみのポイントなどについて解説します。

01
鼻毛を切るハサミの選び方

鼻のなかは狭くデリケートな部分であるため、一般的なハサミでは刃が大きすぎて、鼻毛カットには危険です。では、どんなハサミが最適なのでしょうか。まずは鼻毛カット用のハサミについて、タイプや選び方を知っておきましょう。

必ず鼻毛専用のものを選ぶ

鼻毛処理に使用するハサミは、必ず鼻毛カット専用のハサミを入手してください。ホームセンターやドラッグストアなどの化粧品売り場で買えるほか、インターネット通販でもさまざまな種類が売られています。

一般に鼻毛専用のハサミは「先が丸く短い刃」が特徴です。狭く暗い鼻のなかに入れても、誤って粘膜を傷付けないよう、安全性を重視して設計されています。

大きさは一般的なハサミより小さく、ポーチや鞄のポケットなどに入れて持ち運ぶ際にも便利です。素材はステンレスや刃物用炭素鋼など、さまざまなタイプがあり、価格も数百円程度のお手頃価格から数千円の高級品まで、幅広い選択肢があります。

切れ味の良いものを選ぶ

鼻毛用ハサミは100円均一ショップなどでも売られており、手軽に購入できます。しかし、価格が低すぎるもののなかには切れ味が悪く、すぐに錆びて使えなくなってしまうハサミもあります。安全性から考えても、切れ味の良いハサミを選びましょう。

切れ味で選ぶなら、国産メーカーのものがおすすめです。包丁の有名メーカーや、歴史ある鋳物の産地でも鼻毛用ハサミが作られており、そうしたこだわりの品は切れ味にも定評があります。価格は多少高くなりますが、品質重視の国産品を選ぶと長く使えるでしょう。

02
ハサミで鼻毛を処理する方法

ハサミで鼻毛を処理する場合、どのような手順でおこなえば良いのでしょうか。実際の処理時の注点と併せて解説します。

鼻のなかを掃除

鼻毛を切る前には、鼻のなかをキレイにしておく必要があります。よく鼻をかみ、綿棒やティッシュペーパーなどを使って鼻のなかの汚れや鼻水を拭き取っておきましょう。

ハサミで鼻毛をカット

鏡で鼻の穴を見ながら、ハサミの刃先が鼻の穴に対して並行になるように入れ、鼻毛の真んなかあたりまでをカットします。短く切り過ぎると鼻毛が本来持つフィルター機能が損なわれるため、根元を少し残しておくのがポイントです。

カットが終わったら、小鼻をうえから押さえたり、下から持ち上げたりして、はみ出ている毛がないかチェックします。

処理するときのポイント

鼻毛は鼻の内側の粘膜を守り、ホコリやウィルスなどが体内に入り込むのを防ぐ役割を担っています。鼻毛を根元からカットしてしまうと、フィルターとして機能しなくなるため、切り過ぎないようにしましょう。

また、ケガを防ぐために、鼻毛の処理は必ず鏡を見ながらおこなってください。指で鼻先を軽く押しあげると、穴のなかまでよく見えます。

処理が終わった後は、ハサミをアルコールや煮沸によって消毒して、衛生的に保つことが大切です。

再び鼻のなかを掃除

鼻毛をカットし終わったら、切った毛が残らないよう綿棒やティッシュを使って再び鼻のなかを掃除します。鼻のなかに細かい毛が残っていると吸い込んでしまう可能性があるので、キレイに拭き取りましょう。

ハサミのお手入れ

ハサミの刃に毛や汚れが残ったままだと錆びの原因になるため、汚れや皮脂をしっかり取り除くとハサミを長持ちさせられます。

ハサミのお手入れには、貴金属を拭くのに適したセーム革を使うと良いでしょう。セーム革は鹿の革に魚油を浸透させたものです。使用後はハサミの刃だけでなく、刃が接続している「触点」と呼ばれる場所までしっかりと拭きましょう。

また、煮沸消毒や水洗いする場合も、ネジの部分に水分が残ると錆びの原因になるため、しっかり拭き取るか乾燥させてください。

03
鼻毛処理はハサミと鼻毛カッターのどちらが良い?

鼻毛の処理によく使われる道具には、ハサミ以外に鼻毛カッターがあります。ここからは、2つの道具の特徴や違い、それぞれのメリットについて解説します。

鼻毛カッターとは

鼻毛カッターは、鼻毛を安全に切るために開発された器具です。電動式と手動式のタイプがありますが、一般的に使われているのは電動式です。

鼻毛カッターは刃の形も一様ではなく、「円筒型」と「カミソリ型」の2種類に分かれます。円筒型は先に付いた円筒状のパーツの内側に刃が仕込まれていて、それが回転することで鼻毛をカットする仕組みです。一方、カミソリ型は刃が横向きに付いており、カミソリのように使用します。

「360度全方位からカットしたい」なら円筒型がおすすめです。「早剃り・深剃りしたい方」や鼻の中央が出っ張っている「ワシ鼻・カギ鼻の方」には細長くしっかりと刃が当てられるカミソリ型が使いやすいでしょう。

また、鼻毛カッターはメーカーや種類によって機能や仕様に違いがあります。「充電式・電池式か」「丸洗いできるタイプ・刃だけを取り外して洗うタイプ」など、各条件をチェックして自分のニーズに合ったものを選びましょう。

鼻毛カッターのなかには、毛クズ吸引機能が付いているものもあります。鼻毛カッターで処理をすると、鼻のなかに毛クズが残りがちです。この機能を使えば、毛クズを処理するために鼻をかんだり、ティッシュで拭き取ったりする手間の削減も可能です。

ハサミを使うメリット

鼻毛用ハサミは100円均一ショップなどでも売っており、鼻毛カッターに比べて手軽に購入できるのが利点です。また、かさばらず軽いため、ポーチや鞄のポケットなどどこにでも入れられ、使用時に音もしません。外出先でも気になったときにすぐに処理ができ、1本だけ出ている毛の処理など、細かいケアができるのもメリットです。

加えて、乾電池を入れたり充電したりする手間もないので、維持費が安く済ませられます。ただし、先述のように切れ味・安全性などをしっかりと見極めて最適なハサミを購入し、メンテナンスもしっかりおこなう必要があります。

鼻毛カッターを使うメリット

鼻毛カッターは刃が表に出ていないため、ハサミに比べて安全性が高く、肌触りもソフトで、ハサミで切りにくいところもカットできます。また、鼻毛全体をケアしたい場合、ハサミより短時間で均等な長さにそろえられるのもメリットです。

さらに、鼻毛カッターのなかには顔の産毛や眉毛など、鼻毛以外の毛もケアできるタイプや、カット後の毛を吸引できる機能を搭載したタイプもあります。鼻毛カッターは鼻毛をカットする以外の機能が搭載されていることが特徴です。

用途や使用シーンに応じて、自分に合うほうを選びましょう。

04
ハサミで鼻毛を処理するときは傷付けないよう注意しよう

鼻毛の処理に挑戦するなら、まずは手軽に買える鼻毛用ハサミを使ってみてはいかがでしょうか。お店でもインターネット通販でも手軽に購入でき、持ち歩きにも便利です。
ただし、鼻の内部を傷付けないよう注意しましょう。特に見えにくい奥の方を処理するときなどは、指で鼻先を押し上げるなどして、鏡でよく鼻のなかを確認しながら慎重におこなってください。

鼻毛用ハサミは1本単位で細かいカットが可能ですが、全体的に処理をしたいときには鼻毛カッターもおすすめです。誰でも短時間で処理ができ、キレイに仕上げられます。お手入れも簡単なので、必要に応じてハサミとカッターをうまく使い分けると良いでしょう。